「お金持ち」になるために意識すること　〜収入〜

前回の記事（【お金持ちになる方法】良い借金と悪い借金について）で「収入」「支出」「資産」「負債」の話をしました。

そして「お金持ち」になるためには、不動産などで「資産」を増やすのが良いと説明しました。

でも正直、何から手をつけたら良いか分からないと思います。

そこで、日常からできる【お金持ちになるために意識すること】を何回かの記事に分けて書いていきたいと思います。

自分もまだまだひよっこですが、それでも5年で5000万の純資産を増やすことができ、「お金持ち」の条件を達成しましたので、お伝えできることはあるはず。

「お金持ち」とは、資産からの収入　≧　支出　でしたね。（金持ち父さん貧乏父さんの本を参照）

これらの記事は、以下の方におすすめです。

先に結論をいいますと、
【お金持ちになるために意識すること】の結論としては、
「収入」「支出」「資産」「負債」を日頃から意識することです。

まず今回の記事では「収入」について私が意識してきたことを書きます。

収入を増やすより資産を増やす努力をした

私は収入を増やすための努力はしてきませんでした。
例えば、残業を増やす、昇進を狙うために日々努力する、でしょうか。

残業に時間を使っても稼ぎは微増です。
昇進のため努力したとしても、評価をするのは上司です。正しい評価を受けられるか分かりませんし、1年間も努力し続けなくてはいけません。

それよりも資産を増やすことに力をいれ、
「収入は今のままで、いかに効率よく資産を増やしていけるか」を考えてきました。

時給を算出する

具体的に説明しますと、
自分の時給をたまに計算していました。（今はある程度資産が増えたのでしていません。）

時給は以下の方法で算出できます。

　　毎月の給料（円）　/　毎月の労働時間（時間）　

例えば、毎日８時間勤務、平日21日出勤、月収が30万円だとします。
計算してみると、300,000円 / (8時間x21日)＝　1,785円が時給です。

1,785円を1時間に生み出せるだけの存在なわけです。

この時給を使って日常どう考えているか。

メルカリの時給は500円

例えば、家にある不要な洋服をメルカリで売る時などです。
500円で売れ、出品手数料や送料を差し引くと、250円くらいしか儲けがありません。
かかった時間としては、綺麗に写真を撮って、掲載して、包んで、発送までして、30分かかったとします。

30分かけて250円生み出せているので、この場合メルカリでの時給は500円です。

だとしたら、時給500円のために時間を使うことは辞めて、その服はさっさと捨てて他の高時給のことをすべきだと考えます。
なぜなら本来は時給1,785円を生み出せる存在だからです。

頭では分かっていても、実際にメルカリで売りに出してしまうこともありますが、「時給500円のために動いているな〜」と日常的に客観視することができるようになりました。

嫌な飲み会は損失だらけ

別の例では、会社の付き合いで飲み会に行く時などです。
2時間の飲み会代が4,000円だとしたら、その飲み会では4,000円の損失だけではありません。
2時間で3,570円を生み出せる自分自身を差し出しています。

合わせると7,570円の損失。

もちろん大切な仲間との飲み会はそういったお金や時間という指標では測れない良さがありますので、否定するものではありません。また、その飲み会に行くことで人脈が広がるという場合は参加すべきです。

ただ、不毛な愚痴の言いあいの飲み会や、上司にいやいや誘われる嫌な飲み会だとしたら断ります。

資産につながることに時間を使う

以上の2つの例からも、
私は、「収入は今のままだとしても、今から自分は何に時間を使おうとしているのか、時給換算するとどうか」を意識するようにしています。

その「できた時間で何をするか」ですが、時給1,785円を生み出せる自分を、もっと生み出せる存在にするために、本やYoutubeでの知識のまとめ、ブログを作ってみるなどの経験に時間を使ってきました。
（これらは将来お金を生み出すための資産になる）

「時給換算で人と付き合うなんておかしい」など、この考え方が良いか悪いかは個々人によるものではあります。

少なくとも私自身はセミリタイアをするために資産を築いていきたいと考えてきました。
（長い人生、そんな時間に集中するときがあってもいいはず！）

時間は有限です。人生にそんなに深く影響しないものに費やしている余分な時間などありません。

私が学生のころ、居酒屋で隣の席に座っていた男性から言われた「60億いる世界中の人に、1人1秒あいさつしていたら、200年かかる。だから一緒に共有できるこの貴重な時間に乾杯」という言葉が今でも印象に残っています。

当時は、「世界中の人に会うことは出来ない。これは偶然の出会い。しかも何秒も一緒にいる。スッゲー！！」と感動ていたのですが、

今では、偶然の出会いに感謝すると共に「この貴重な時間を、深く関わりたいと思える人や物にだけ使いたい」という考えを持つようになりました。その人もまた私にとってはお金ではない幸福をくれる資産なのです。

資産を築くことに時間を使っていきたい！