資産を増やすために支出を減らしたほうがよいとわかっていても、節約が苦手で支出を減らせない、と悩んでいませんか?
この記事で紹介する「支出の最適化」を実践すると、誰でも苦に感じることなく支出を減らせます。
私も実際に実践して年間50万円以上の支出を削減でき、今はセミリタイア目前まで来ています。
この記事では、ラクに効率よく、支出を削減する方法をご紹介します。
記事を読むことで、少ない労力で大きく支出を減らす方法がわかるようになり、資産の増加に大きく近づきます。
ぜひ、最後までチェックしてくださいね。
支出を削減する目的とは?
皆さんはなぜ支出を減らしたいのでしょうか?
この記事を読んでいるということは、支出を削減することで資産を増やしたい、そしてセミリタイアやアーリーリタイア、FIREしたいから、という方が多いと思います。
そうです。
セミリタイア(Side FIRE)のためには、支出を減らすことが大切です。
支出を削減することで貯金を増やし、そのお金で投資をして、セミリタイアに近づくことができます。
以下で、年間50万円の支出を削減した私が実際に行ったことを書いています。
節約に苦手意識がある方でも、苦に感じることなく実践しやすい内容です。
支出を最適化する方法を知って実践することで、まずは貯金を増やして行きましょう。
節約は苦しいという誤解
支出を減らすと聞くと、「節約」という言葉が浮かぶ方が多いのではないでしょうか。
節約=苦しい、というイメージで語られることが多いですが、これは、変動費を一生懸命に節約しようとするからです。
効率よく節約するなら固定費削減
支出は、固定費と変動費の2つに大きく分けられます。
やみくもに節約すると、それこそ苦しいです。
皆さんには、固定費の削減に注力することをおすすめします。
固定費は、面倒臭いことを一度だけ頑張れば、その後ずっと減額効果があるからです。
固定費の削減のために私がおこなったことは、以下のとおりです。
家賃の見直し
家賃の見直しをしました。
当初は都内で月9万円、20平米くらいのマンションを探していましたが、贅沢かなと思い、月7万円の部屋に決めました(一人暮らし時代)。
通勤が楽なことは譲れなかったので、会社から2駅かつ駅近という好立地を選びつつ、築年数はあまり気にならなかったので、築40年のフルリノベーション済みの物件で満足していました。
光熱費の見直し
光熱費の見直しをしました。
電気代は、契約時のワット数を確認してみてください。
私は最初30Wでしたが、20Wでも問題ない生活をしていたので変更して月の基本料金を下げました。
今は電力自由化で東京電力以外でも契約できるので、電力会社そのものを見直してみることもできますね。
超格安電力サービス【エルピオでんき】
比較サイト(カカクコム、エネチェンジ)でもお馴染みの超格安電力サービス。
これまでの電力会社比較で最大15%の節約を実現。
今はガスも自由化されていますね。
私は、東京ガスからレモンガスという会社に変更して、ガス代を5%削減しました。
携帯、スマホ料金の見直し
携帯、スマホ料金の見直しをしました。
当時は格安SIMが出たばかりで選択肢は少なかったですが、SoftbankからYモバイルに変更していました。
月6000円かかっていた通信費が、月3000円くらいになり、お得感が大きかったです。
インターネット代の見直し
インターネット代の見直しをしました。
光回線は4000円程度するので辞めて、代わりにモバイルWi-Fiを使用していました。
ちなみに現在は、Wi-Fiが導入されたマンションのためインターネット代が無料になりました。
月額2980円〜選べるプラン!期間縛り・解約金無しのレンタルSIM【FUJI SIM】
保険の見直し
保険の見直しにあたり、『生命保険のカラクリ』という本を読んで勉強しました。
私は20歳になったときに親に言われるままに入った終身保険があったのですが、不要だと判断したので払込済み(以降の積み立てを停止する)にしました。
現在は、死亡時の掛け捨て保険にのみ加入しています。
年間50万円の固定費削減
上記のとおり固定費の見直しをした結果、年間53万5,000円の節約ができました。
内訳は以下のとおりです。
- 不要な生命保険の解約:月1万8,600円
- 家賃の削減:月2万円
- 電気のワット数切替(30W→20W):月280円
- エルピオでんきへの切替:月150円(3,000円の5%)
- レモンガスへの切替:月150円(3,000円の5%)
- SIMカードの切替:月3,000円
- Wi-Fiの切替:月2,400円
余裕があれば変動費も削減しよう
固定費の削減だけでは物足りない方は、変動費の削減にも取り組んでみてください。
ケチケチするというより、自分にとって最適な支出になるよう工夫する、というイメージです。
私は以下のように変動費を減らしました。
食費の見直し
食費を節約しようとスーパーで10円単位まで気をつけたり、お買得品しか買わないと決めたりするとストレスが大きいです。
私は、弁当を買うならコンビニではなくスーパーで買う、といった自分にとっての最適化をしていました。
ちなみに、限られた時間を有効に使うため、一番節約になると分かっていても自炊はしていませんでした。
交際費の見直し
そんなに親しくない知人や先輩などの結婚式や飲み会は断っています。
それで嫌な印象を持たれても、自分の人生に影響ないですし。
仲の良い友人とはすぐ行きます!
消耗品費の見直し
欲しいものはAmazon、楽天、メルカリで調べて安いところで購入します。
この3分くらいの作業が結構なチリツモで、支出額に大きな差を生みます。
娯楽費の見直し
人生を豊かにするために必要な娯楽なのか?と考えたうえで、お金を使うようにしましょう。
私は年1回は、海外旅行に行っていました。
カナダ、トルコ、クロアチア、スロベニア、フィリピン、シンガポール、ハワイ、オーストラリア、ジョージア(グルジア)など
日本ではなかなか味わえないワクワク感や新鮮な経験は、私の人生には欠かせないものだからです。
また、ある本に書かれていましたが、若いときと老後の海外旅行では、その価値に大きな差があります。
若いときに行っていれば、その後に思い出す回数が多いので、人生の幸福度が増します。
時間がないからと海外旅行を老後の楽しみにとっておくのではなく、時間を頑張って作って若いときに行ったほうが、同じ旅行でもコスパが高いです。
旅行先でPCを開いて仕事をすることもあったけど…
皆さんにも、やめたくない娯楽はありますよね。
それが人生の幸せのために必要であれば削らなくていいですし、せっかくなら効果の高い時期にお金を使う、という視点も持っていただければと思います。
図書費(本、雑誌)の見直し
本はKindle Unlimitedを契約して、気になる本を次々読んでいます。
近所の図書館で本を借りることもあります。
裁断済みの本をメルカリで買って、スキャンしてデータ化しておき、裁断済みの本はまたメルカリで売ることも多いです。
※データはあくまでも自分が読む用です。データを他人に売ってはいけません。
みるみる支出が減る方法
支出を減らしたい方には家計簿をつけることをおすすめします。
支払いが発生するたびに家計簿のことを思い出して、この出費は本当に必要なのか?と考えるようになるからです。
やることは簡単。
出費のたびにレシートをもらっておいて1日の終わりにメモするだけです。
Suicaで支払った電車代や、自転車置場の費用など、レシートがない場合はその場でメモをしておきましょう。
期間は長ければ長い方が正確になるのでベターですが、私は5ヶ月だけメモして平均値を出しました。
費用項目の分類は以下にしていました。
- 食費
- 衣服費
- 交通費
- 交際費
- 医療費
- 趣味・娯楽費
- 教育・図書費
- 生活雑貨費
- 水道光熱費
- 通信費
- 保険料
- 雑費
支出はお得な方法で
生きていくために、日々の生活を気持ちよく送るために、必要な支出も当然あります。
せっかく支払うなら、お得な支払い方法を選んでいきましょう。
私は以下のことを実践しています。
クレジットカードを使う
できるだけクレジットカードで払って、還元の1%を貯めています。
キャッシュレスを使う
PayPayなどのキャッシュレスを使っています。
30% offキャンペーンなどがあれば、その時期に必需品を買いだめします。
ポイ活をする
楽天市場や楽天Beautyを使うときは、ポイ活(ポイント活動)をしています。
「ハピタス」というサイトを経由してから楽天で買い物をすると、ポイントが多くつきます。
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大手100ショップと提携!日々のお買物でプチ稼ぎ《ハピタス》
「モッピー」もポイ活には欠かせないメジャーなサイトです。
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累計900万人が利用しているポイントサイト【モッピー】
税金もカード払い
不動産取得税、固定資産税はLINE payクレジットカードで支払っています(還元率が3%→2%に減ったものの、まだまだお得!)。
支出の削減で気をつけたいこと
ビル・ゲイツほどの大金持ちがいくらお金を積んでも手に入れられないものは何でしょうか?
それは時間です。
皆さんご存知のとおり、時間をお金で買うことはできません。
支出を減らそうと節約を意識するあまり、時間の価値を忘れないようにしましょう。
無料のアイスクリーム配布に1時間並んでもらうとか。
食費を削って不健康になって、病気で寝込むとか。
「支出の最小化」に気を取られすぎて、自分の大切な時間を無駄にしないようにしましょう。
かくいう私も、より安く買おうと色々なサイトを検索しすぎて、時間を無駄にしてしまうことが時々あるので気をつけたいです。
目指すべきは「支出の最適化」。
一緒に頑張っていきましょう。
まとめ
今回の記事の内容をまとめると以下のとおりです。
- 支出の削減=ケチケチ節約ではない
- まずは効果の大きい固定費の削減から始めよう
- 変動費を減らすときは、支出を最適化する工夫をしよう
- 家計簿をつけると支出への意識が高まり支出削減につながる
- 節約を意識するあまり、有限な時間を無駄にしないようにしよう
今回ご紹介した方法を実践すると、皆さんもラクに効率よく、支出をしっかり減らせるようになります。
資産は下記の式で表せるので、支出を削減できれば、それだけ資産が増えてセミリタイアに近づきやすくなります。
ぜひお試しください!
前回の記事では、「収入の最大化」について書いています。
まだの方は、ぜひこちらもチェックしてくださいね。
それではまた!
堅実リーマン
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