アーリーリタイアとは?【必要な金額がいくらか解説】

アーリーリタイア後の生活
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こんにちは、堅実リーマンです。

堅実リーマン
堅実リーマン

もうすぐアーリーリタイアできる!
早く仕事辞めて、好きなことだけで生きていきたいな〜

投資初心者
投資初心者

アーリーリタイアって何?
仕事辞めてお金は大丈夫なの?

このように疑問をお持ちの方も多いのではと思い、記事にしてみました。

✔︎ この記事を読むと分かること
  • アーリーリタイアとは何か
  • アーリーリタイアにはいくら必要か
  • 具体的に何をすればアーリーリタイアできるか

私は、アーリーリタイアに必要な金額を見積もり、具体的にゴールを意識してきたことで、行動・継続することができ、アーリーリタイアが目の前に見えてきました。

アーリーリタイアに興味はあるけど、どうすればよいか分からない…という方は、ぜひ参考にしてくださいね。

アーリーリタイアとは?

アーリーリタイアは「早期リタイア」とも言い、定年を待たずに会社員を辞める(退職)することです。

フルリタイアとセミリタイア

アーリーリタイアには、下記の2種類があります。

  1. フルリタイア:リタイア後は収入ゼロで生活する
  2. セミリタイア:リタイア後もほどほどに収入を得ながら生活する

私は、アーリーリタイア後も何かしら収入を得つつ生活していく「セミリタイア」を目指しています

アーリーリタイアしたいという人は年々増えているようで、私の周りにも20代・30代のうちにリタイアを目指している人がチラホラ。

実際に30代でセミリタイアした知人も2人います。

セミリタイアを達成した知人

なぜアーリーリタイアしたいのか?

私がアーリーリタイアを目指した主な理由は以下。

あなたはいくつ当てはまりますか?

  • 満員電車が苦痛
  • 怠け者だから労働が苦痛
  • ワクワクできない仕事をするのが苦痛
  • 体調不良でも働かなきゃいけないのが苦痛
  • イヤな人とも関わらなきゃいけないのが苦痛
  • 通勤できる範囲にしか住めないのが苦痛

人生から苦痛を取り除くために、嫌なことを避けるために、私はアーリーリタイアを目指すようになりました。

結構ダメ人間かもしれません。笑

嫌なことも我慢して一生懸命働くことが美しい・成長につながる、という空気がまだまだ強い社会では、堂々と言いにくいですね。

でも、サラリーマンを辞めてアーリーリタイアできれば、そんなしがらみとも決別。

「時間」「人」「場所」から自由になれるって素晴らしいと思いませんか?

時間や人、場所からの自由

アーリーリタイアに必要な金額はいくら?

結論から言います。

「セミリタイア」の場合は、現金で2400万円あればアーリーリタイアできます。

今25歳でも35歳でも45歳でも、年齢に関係なく2400万円です。

なぜ2400万円でよいのか、後ほど説明します。

まずは、セミリタイアに必要な金額を試算するために、以下の条件を仮に設定します。

✔︎ 仮定の条件
  • 独身
  • 35歳でセミリタイア
  • 毎月の生活費は20万円
  • セミリタイア後はアルバイト(パートタイムの仕事)で毎月5万円の収入を得る

次に、2つのセミリタイアのパターンを考えます。

  1. 貯金+月5万円のバイト代で生活する
  2. 不労所得+月5万円のバイト代で生活する

1・2のどちらかが、現金で2400万円あればセミリタイアできるパターンなのですが、お分かりでしょうか?

以下、順番に説明していきます。

1.貯金+月5万円のバイト代で生活

月5万円をアルバイトで稼ぎつつ、貯金を切り崩しながらセミリタイア後の生活を送る場合は、なんと1億1700万円の貯金が必要です。

✔︎︎ 根拠

[ 生活費20万円 ]と[ バイト代5万円 ]の差額、15万円が毎月必要となります。

1年間で180万円(15万円×12ヶ月)です。

100歳まで生きるとしたら、余命65年(100歳−35歳)なので

180万円 × 65年 = 1億1700万円 が必要となります。

(毎月5万円の収入は、途中で年金毎月5万円に切り替わったと考える)

多くの人にとって、1億円貯金するのは難しいと思います。

貯まったとしても、普通のリタイア年齢になってしまいそう…。

貯金だけでセミリタイアを目指すのは、あまり現実的ではないですね。

多額の貯金がある状態

2.不労所得+月5万円のバイト代で生活

貯金だけだと1億円以上貯めなきゃいけない。

というわけで、2400万円でセミリタイアするための方法は、コチラが正解でした。

月5万円をアルバイトで稼ぎつつ、不労所得を得ながらセミリタイア後の生活を送る場合は、現金で2400万円あればやめられます。

この不労所得を得るために何をするかというと、

2400万円を使って、都内の700万円の中古区分マンションを20部屋購入します。

1部屋を買うのに、頭金1割70万円 + 諸費用50万円 = 120万円が必要と考えると、

120万円 × 20部屋 = 2400万円 という計算です。

私は中古区分マンションを30部屋以上買ってきたので、様々な費用 ※ を数字として知っています。

※ 様々な費用とは

管理費・修繕積立金・ローン返済・空室損・敷金・礼金・更新料・客付け仲介手数料・原状回復費用・広告料・賃貸管理外注費用・火災保険・固定資産税・国民年金・国民健康保険・所得税・住民税

これら費用の数字を元に計算した結果、

20部屋を購入した場合は、税引後の手残り(手元に残る金額)が15万円となります。

この15万円+バイト代5万円で、毎月20万円の生活費をまかなうことができます。

以上が、“今の年齢に関係なく、現金2400万円あればセミリタイアできる”という根拠です。

2400万円なら貯められそうな気がしませんか?

(もちろん、生活費や家族構成によって計算結果は変わります。)

堅実リーマン
堅実リーマン

「実現可能な目標」を立てると俄然やる気が出ますね!

投資用不動産の具体的な買い方は?

1億1700万円を貯金して、切り崩しながら生きるより、

2400万円で不労所得を作るほうが現実的だ、というのはお分かりいただけたと思います。

では実際に、どのように投資用不動産(物件)を買っていけば良いのでしょうか?

私がやってきた方法でオススメなのが、

1部屋買える分のお金(120万円)が貯まるたびに物件を買う、という方法です。

最初の120万円を貯めるのは大変ですが、物件が増えてくるにつれどんどん不動産収入が増えていくので、後半はだいぶ楽にお金を貯めることができます。

お金が貯まっていく状態

オススメは中古区分マンション

先ほどから「部屋」を買うと書いていますが、

私がなぜ部屋(区分)を、しかも“中古”区分マンションを主に買っているかは以下の記事にまとめています。

目に見えない資産とは?

どのように投資用不動産(物件)を買っていけば良いかは分かったけれど、

中古区分マンションを20部屋も持って、毎月15万円しか儲からないの?少なくない?

このように思う方もいらっしゃるでしょう。

実際、自分の手元に残るのは15万円ですが、これとは別に【見えない資産】ができています。

【見えない資産】とは、ローンの返済分です。

区分を20部屋もっている場合、1ヶ月で30万円のローンの返済が進んでいます。

この30万円も自分の資産ということです。

つまり、区分を20部屋もっている場合、

「手元に残る15万円(現金)」に加えて「30万円の見えない資産(ローン返済分)」が増えているので、

実は月45万円も儲かっているんです。

見えない資産は、物件を売ったときにお金という形で手に入ります。

物件を売って資産が現金になる

不動産投資は危険ではない

資産が積み上がっていくのは分かった。でも、やっぱり不動産投資って不安…。

このように思う方も多いでしょう。

ところが、実際に不動産投資をしている人は(私含め)、危険どころか、むしろ安心感が上がと言います。

というのも…

今、サラリーマンだけに全力投資している方は

  • コロナショックでリストラされるのでは?
  • このまま景気が悪化したら年収が下がるのでは?

という不安をお持ちではないでしょうか。

しかし、不動産投資をしていると、コロナショックの状況でも入居者さんが家賃をきちんと支払ってくれる限りは、安定収入が得られます

どんな状況でも、たとえ不況になっても、人が家に住まなくなることはないからです。

こんなに安心感のある投資はないと、多くの不動産投資家が言っています。

将来に不安があるからこそ、不動産投資をしているのです。

人が家に住んでいる様子

不動産投資を始めるための準備3つ

では、実際に不動産投資を始めるためには、どうしたらよいのでしょうか?

私は、3つの準備が必要だと考えています。

  1. お金を貯める
  2. 支出を減らす
  3. 少しでいいから勉強する

以下、順番に説明していきます。

1.お金を貯める

まずは1部屋(区分)買うために、目安として現金120万円を貯めなければなりません。

あなたはお金を貯めるのが得意ですか?

お金があると使ってしまうという方は、給料の4分の1を別口座に移してしまいましょう。

▼ お金の貯め方がわかる参考書籍

2.支出を減らす

あなたは倹約家ですか?

もしそうでないなら、支出を減らすことを意識しましょう。

どうしても支出を減らせない友人が、支出を減らすことに成功した方法が1つだけありました。

家計簿をつける」ことです。

お金やクレジットカードを使ったら、スマホのアプリに入力するだけ

生活費がいくらあれば足りるのかも把握できます。

▼【無料】支出を減らしたい方にオススメの家計簿アプリ

かけ〜ぼ(家計簿)

3.少しでいいから勉強する

お金を貯めることと、支出を減らしている間にできることは、不動産投資の勉強です。

いきなり本を読むのは腰が重い…難しそう…という方には、セミナー参加や資料請求をして勉強することをオススメします。

詳細はこちら⬇︎の記事で紹介しています。

まとめ:アーリーリタイアしたいなら行動を!

今何歳であっても、セミリタイアするためには2400万円必要です。

逆に言えば、2400万円あれば、不動産にかえて不労所得を得ることでセミリタイアできます。

そうです。セミリタイアって、意外と手が届くものなんです。

この記事を読んで、少しでもセミリタイアに希望を感じてもらえたら嬉しいです。

でも…

読んで満足するだけでは、あなたの人生は何も変わりません。

この記事を読んでくださったあなたには、

今日中にお金を貯めるための行動、支出を減らすための行動、勉強するための行動、など1つでも行動に移してほしいです。

(と書いても実際に行動する人は数%…。なので、行動する人はそれだけで抜きん出ています!)

ぜひ、セミリタイアを達成して、よりよい人生を目指しましょう。

堅実リーマン
堅実リーマン

それではまた!

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堅実リーマン

堅実リーマン

■堅実な不動産投資が好きな30代。子持ち家族。 ■2014年:月給21万円・現金500万円で中古ワンルームマンション投資を開始 ■2022年:キャッシュフロー月100万円を達成し、セミリタイアを実現 ■今まで買ってきた不動産は32件
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