前回の記事では、セミリタイア(サイドFIRE)するために不動産投資でのゴールをどのように設定するのかを説明しました。
ゴールを設定したら、次に行うのは、物件数をひたすら増やすことです。
月に必要なキャッシュフローから逆算したCCRに適する物件を買って、投資物件数を増やしていきます。
よ〜し!どんどん買うぞ〜!
でも物件買ったり管理したり、全部を自分ではできないよね?
その通り!
色んな人の手を借りないとできないこともあるね。
今回は、不動産投資で物件数を増やすうえで欠かせない
- 司法書士
- 賃貸管理会社
- リフォーム会社
の探し方や選び方について書いていきます。
今まで30件以上の物件を買ってきた私が思う、賢い業者選びのポイントをお伝えするので、ぜひ最後までチェックしてください!
そもそも業者選びは必要か?
こちらの記事↓にも書いたとおり、初めて物件を購入するときは、なんのツテもないのが普通だと思います。
司法書士さんも管理会社も、不動産会社や銀行から紹介されたところを利用すればOKです。
ただ、2件目を買うときには、より自分にあった業者を模索してみましょう。
今後いくつも物件を購入していくのに、「なんか合わないな…」などと不安やストレスを抱えて付き合うのは大変だからです。
自分なりに探した結果、最初にお世話になった業者さんがいい!と分かれば、それはそれで良いことですよね。
たしかに!納得感って大事かも。
司法書士の探し方と選び方
まずは、司法書士さんの探し方と選び方をお伝えします。
不動産の購入や売却をすると登記の変更が必要なので、その手続きを司法書士の先生に依頼します。
司法書士の探し方
司法書士は、そのとき購入する物件の不動産会社や、融資をお願いする銀行に頼んで紹介してもらえばOKです。
紹介してもらえるんだ!良かった。
司法書士の選び方
いくつか物件を買ううちに、複数の司法書士さんと繋がりができます。
その中で「いいな!」と思った方と、長くお付き合いしていけばよいと思います。
私が今の司法書士さんを選んだポイントは下記です。
- 報酬がお手頃
- 受け答えがスムーズ
- 日程調整に柔軟に対応してくれる
以下で簡単に補足します。
報酬がお手頃
司法書士を選ぶポイントの1つ目は、報酬がお手頃かどうかです。
もちろん、仕事をきちんとしてくれる方が前提ですが、金額が安いに越したことはないので。笑
司法書士に支払うものとして、「登録免許税または印紙税」「報酬」の2つがあります。
前者は不動産取引にひもづいて必須でかかる費用なのですが、後者の「報酬」が司法書士によって異なってくるので、ここを見るようにしましょう。
ちなみに、今お世話になっている方は、物件の種類に関係なく4万円ちょっとの報酬です。
物件の種類によって手続きの手間が違うため、報酬額が変動する方もいます。
最初の司法書士さんには10万円払っていましたw
受け答えがスムーズ
司法書士を選ぶポイントの2つ目は、受け答えがスムーズかどうかです。
司法書士=頭がよい=受け答えが適切、とは限らないので(笑)、話してみて「あれ?」と思う方は避けたほうがよいと思います。
コミュニケーションが問題なくとれることは大事です!
日程調整に柔軟に対応してくれる
司法書士を選ぶポイントの3つ目は、日程調整に柔軟に対応してくれるかどうかです。
みなさんはサラリーマンなど働きながら不動産投資をしていくので、都合のつく時間を見つけるのは大変だと思います。
もちろん司法書士さんもお忙しいでしょうが、できるだけこちらの都合を考慮して、柔軟に日程調整に応じてくれる方のほうが、無理なくお付き合いができます。
仕事終わりとか休日でも対応してくれる人がいいな…
そういう方もいるから安心して!
賃貸管理会社の探し方と選び方
次に、賃貸管理会社の探し方と選び方をお伝えします。
「賃貸管理会社」とよく似た言葉に、「建物管理会社」があります。
「建物管理会社」はマンションの共有部分等を管理する会社で、マンションの理事会が関わる会社です。
今回お話するのは、いち区分のオーナーが関わる「賃貸管理会社」についてです。
賃貸管理会社の探し方
賃貸管理会社は、そのとき購入する物件の不動産会社に頼んで紹介してもらえばOKです。
ツテがある方は、もちろんそちらを頼っても!
ちなみに、賃貸管理会社は、自主管理の場合は不要です。
私も最初のほうは自主管理だったので、管理会社を使っていませんでした。
賃貸管理会社の選び方
私は知人に紹介してもらった賃貸管理会社が気に入ったので、何件もお世話になっています。
私がその賃貸管理会社を選んだポイントは下記です。
- 対応が早い
- 管理費が無料
- 担当者のアドバイスが的確
以下で簡単に補足します。
対応が早い
賃貸管理会社を選ぶポイントの1つ目は、対応が早いかどうかです。
物件に不具合があったときなどに出番となる管理会社。
対応が早いに越したことはないですよね!
管理費が無料
賃貸管理会社を選ぶポイントの2つ目は、管理費が無料かどうかです。
月額2,000〜3,000円くらいの賃貸管理会社が多いようですが、無料のところもあります。
もちろん、タダで管理費が0円になるわけではありません。
引き換えに、その物件を賃貸や売りに出すとき、その会社と専任媒介契約(用語の意味がわからない方はこちら!)を結ばないといけないという条件はあります。
ややこしくなるので詳細割愛しますが、諸々考慮して、管理費が無料のほうがメリットがあると判断して、今の賃貸管理会社を選んでいます。
担当者のアドバイスが的確
賃貸管理会社を選ぶポイントの3つ目は、担当者のアドバイスが的確かどうかです。
自分の物件の管理を任せるからには、信用できる人がいいですよね。
自分にはない着眼点があったり、適切なアドバイスをしてくれたりする人だと、安心してお任せできます。
自分の至らない点をカバーしてくれる人は頼りになる!
リフォーム会社の探し方と選び方
最後に、リフォーム会社の探し方と選び方をお伝えします。
なお、リフォーム会社を選べるのは自主管理の場合のみです。
賃貸管理会社に管理を任せると、その会社とつながりのあるリフォーム会社に作業が委託されます。
業者選びの手間がないのはラクですが、金額が高くなることもあります。
リフォーム費用を抑えるため、私は以下の工夫をしています。
リフォーム会社の探し方
自主管理しているとき、リフォーム会社は、インターネットで一括見積もりを出して、よさそうなところを探していました。
例えば以下のような見積もりサービスを使っていました。
リフォーム会社の選び方
私がリフォーム会社を選んだポイントは下記です。
- 料金が安い
- レスポンスが早い
- リフォーム作業がスムーズ
- 受け答えがしっかりしている
以下で簡単に補足します。
料金が安い
リフォーム会社を選ぶポイントの1つ目は、料金が安いかどうかです。
どの業者に頼んでも出来栄えがさほど変わらなそうな作業であれば、料金が安いほうがいいですよね。
一括見積もりをしてみて、値段が安いところを選んでいました。
ただ、業者によっては、見積もり額と実際のブレが大きいところもあったので、そういう会社とは早々に付き合いをやめました。
値段の安さだけでなく、見積もりが正確かどうかも留意しましょう。
レスポンスが早い
リフォーム会社を選ぶポイントの2つ目は、レスポンスが早いかどうかです。
連絡のやりとりが遅いと、それだけリフォームまでにも時間がかかります。
なるべく早くリフォームを終わらせて次の入居者に住んでもらわないと、賃料がとれないので、スピードは大事です。
リフォーム作業がスムーズ
リフォーム会社を選ぶポイントの3つ目は、リフォーム作業がスムーズかどうかです。
先ほどと同じ理由で、対応のスピードが重要だからです。
早い!安い!が重要なんだ。
受け答えがしっかりしている
リフォーム会社を選ぶポイントの4つ目は、受け答えがしっかりしているかどうかです。
自分と業者さんとの1対1のやりとりなので、誤解なく適切にコミュニケーションがとれる方でないと、色々と苦労します。
こちらの意図通りにスムーズにリフォームを行ってもらえるよう、受け答えがしっかりした会社を選びましょう。
まとめ
セミリタイア(サイドFIRE)という目標に向かって不動産投資の物件数を増やすため、どのような業者さんとお付き合いをするかは大切です。
・司法書士を選ぶポイントは下記です。
- 報酬がお手頃
- 受け答えがスムーズ
- 日程調整に柔軟に対応してくれる
・賃貸管理会社を選ぶポイントは下記です。
- 対応が早い
- 管理費が無料
- 担当者のアドバイスが的確
・リフォーム会社を選ぶポイントは下記です。
- 料金が安い
- レスポンスが早い
- リフォーム作業がスムーズ
- 受け答えがしっかりしている
賢く業者選びをして、できるだけ快適&スムーズに物件数を増やしていきましょう。
それではまた!
堅実リーマン
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